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完璧主義を克服できないで悩んでいませんか? 仕事ができない本当の原因は「完璧主義」が原因ではありません

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完璧主義の克服

完璧主義が原因で、仕事で思うような評価がもらえず、ストレスを抱えている(と思っている)人のために書いてみました。

完璧主義を克服するために見つめ直す「仕事完了までのプロセス」

結論から言うと、それは完璧主義が原因ではなく、仕事のやり方に問題があるので、以下の順番で仕事に取り組めばOKということになります。なお、ここではクライアントや上司から仕事を依頼された場合の取り組み方を解説します。

仕事を受けてから達成までのプロセス

  1. 依頼内容の前提条件をしっかり把握する
  2. 成果物の完成形を具体的にイメージする ここ重要
  3. イメージした成果物を作るための作業を全部洗い出す ここ重要
  4. 作業一つひとつに順番をつける
  5. 作業する
  6. できたものをチェックする
  7. 「できました」と報告する

仕事ができる人っていうのは、このリストのプロセスをしっかりこなせる人のことです。そしてこのリストを見ていると「あれ? 完璧主義関係なくない?」ということに気がつくかと思います。実はそうなんです。

「仕事ができない人 = 完璧主義」まちがい

僕なんかそうだったんですけど、これに気づくのに結構な時間がかかってしまいました。

仕事が遅い原因は「完璧主義」とは別なところにあった

仕事術や自己啓発系の本には必ず

仕事ができない原因はあなたの完璧主義にあります。まずは完璧主義をやめ、早く作って完成したものを相手に見せ、少しずつ良くしながら完成を目指すやり方に切り替えましょう。

みたいなことが書いてあります。

こういう風に書かれると「仕事ができないな〜」って悩んでいる人のほとんどが、その原因を「完璧主義」のせいだと思い込んでしまうのは無理もありません。

「完璧主義を克服すること」を深掘りして分かった仕事ができない本当の原因。それは「着手の遅さ」

完璧主義をやめるために、成果物を早く完成させようとします。でも、実際のところあまり完成スピードに違いはないか、もしくは本当に骨組みレベルのものしかできなかった...。という経験をした人も多いんじゃないでしょうか?

本やらWebの教えにある通り「早く作って修正していこう」いう部分だけにとらわれてしまうと、このような状態に陥ってしまいます。仕事が遅い本当の原因は他にあり、

実際には

着手が遅いから完成が遅れている

という、それだけのことだったのです。

完成が遅いのは着手が遅いから」と言われると、

「そんなことない! 早めに手をつけた!」

と反論する人もいるかと思います。

たしかに手をつけるのは早かったのでしょうが、それだけではダメなんです。ここでいう着手というのは、完成までの道筋を整える作業のことです。

車の運転で例えるなら、カーナビで目的地とルート(高速を使わないとか)を設定するようなもの。

着手が早ければ完成が早くなり、結果的によくするための修正もじっくり行える(納期以内に)。

これが本当の完璧主義なんじゃないか?」って、最近は思います。

素早い着手を実践するための方法【脱・完璧主義克服】

仕事が遅い・できないのは実は完璧主義が原因じゃなかったのは分かっていただけたかと思います。それでは、素早い着手を実践するための具体的な方法を見ていきましょう。

1. 依頼内容の前提条件をしっかり把握する

こういうのを「与件を把握する」といいます。たとえば、

  • バナーを作ってほしい
  • 競合サイトの分析してほしい
  • コンテンツの企画を出してほしい

などなど、頼まれた仕事に対し、慣れているからという理由で「相手がどんなものを求めているか」という部分をしっかり把握せずに「は〜い分かりました!」と自分のところに持ち帰ったりしてませんか?

これだと、確実に「相手が求めているもの」と「自分が作ろうとしているもの」に大きなズレが生じます。場合によっては、仕事が完了するまでの工数に倍以上の差が出てしまうこともあります。会社員ならまだしも、フリーランスだったら増えた工数分まるまる損することになります。

そしてここがズレると、どんなに完璧主義を発揮しても目的のものは作れなくなってしまいます。この時点で気を引き締め、不明点をできるだけ明らかにしておくことが重要です。

2. 成果物の完成形を具体的にイメージする

特に制作系の仕事では重要で、この項目こそが「素早い着手の第一弾」と思ってくれていいくらいです。ここでは、手書きでいいのでラフ図を作って相手に確認を取るくらいの慎重さがあって然るべきです。

たとえここで多少時間がかかったとしても、完成形のイメージを自分の中で固めることができれば、この後の作業スピードは格段に速くなります(スキルにもよりますが)。

3. イメージした成果物を作るための作業を全部洗い出す

最初の頃は、本当に細かく洗い出すのが重要です。たとえばWordPressの設置作業だったら

例 : WordPressの設置作業

  1. WordPress本体をダウンロード(GitでCloneするか、Webページから落とすか)
  2. データベースのユーザー名を決める
  3. データベースのパスワードを決める
  4. データベースの設定をする
  5. WordPressのユーザー名を決める
  6. WordPressのパスワードを決める
  7. テーマをインストールする
  8. サイト名を入力する
  9. サイトキャッチフレーズを入力する
  10. WordPressの「表示設定」を行う
  11. etc......

「WordPressの設置作業」とひとことで言えば簡単に聞こえますが、実際に行うにかなりの作業が必要なのが一発で分かりますね。

タスクが明確になればなるほど、実際に作業をする時に迷いがなくなります。これが「素早い着手の第二弾」です。

タスクを細かく洗い出すことによるメリットは作業スピードアップだけじゃない!

タスクを細かく洗い出す第一の目的は迷いをなくすことです。これで本当に全体の作業スピードがアップします。

本当に経験を積んで「目をつぶっていてもできる」レベルになるまでは、タスクの洗い出し作業はしっかり行いましょう。

また、タスクを細かく洗い出せるようになると、

一つの作業を行うには、別の部分の修正が必要になる。その作業はこれとこれとこれ...。

といった、副次的なタスクも明確にすることができます。これをあらかじめ上司に伝えておけば「この作業にはこれくらい時間がかかるのか」と納得してもらえる(可能性が高くなる)わけです。

無駄な残業をしない人は、こういうところが違うらしいです。

そして、タスクを正確に洗い出すには"2"の成果物の完成形が具体的にイメージ化されている必要があります。

4. 作業一つひとつに順番をつける

タスクを洗い出したら順番をつけます。できれば各タスクがいつ終わるかまで明確にした方がいいのは言うまでもありませんが、ここではまだ保留ということで。

基本的に仕事ができない人というのは、とっちらかった状態で作業に入ることが原因でそうなっています。

やらないことを明確しておくだけで、とっちらかり度は格段に低くなります。

5. 作業する

リストの5番目にしてやっと作業です。ここまでくれば

事態は見えてきた。あとは簡単だ。

と、いかにもできる風なあの人のセリフを吐きながら淡々と作業できます。

6. チェックする

タスクを消化したら「できた! 早く見せたい!」という気持ちをおさえて、できたものをよく見直して見ましょう。

もちろんすべてのミスをここで消すことはできませんが、相手の心象を悪くする要因を少しでも減らしておくのは今後のためにも重要です。

7. 報告する

報告は、簡潔かつ具体的に。

仕事を振ってくる人は、基本的に他の案件も抱えています。つまり、あなたが「できました!」とひとこと報告しても

お前に何を頼んだっけ? えっと...

と、余計なことを考えるハメになります。余計なストレスを発生させ、人によってはどうでもいい細かいいいがかりにも近い修正を指示してくるかもしれません。

完成の報告をする場合は、

  • 案件名
  • やったこと
  • 成果物の場所(URLやフォルダへのパス)

これらは箇条書きで分かりやすく伝えることを心がけます。正確な報告は、社会を平和にすると同時に、あなたを守る盾になってくれることでしょう。

本物の完璧主義者は、完璧主義をどう克服すれば...?

これに関しては、自分が本物の完璧主義者じゃないのでいい対処方が思い浮かびません。

ただ、冒頭にも書いた通り「完璧主義」のせいで仕事が遅い・できないと悩んでいる人は、その大部分が実は

仕事の取り組み方をよく理解しておらず、結果仕事がうまくいかない

だけだと思われます。ここで必要なのは「完璧主義」とは違う、別の名前なのかもしれません。

今まで生きてきた経験から、仕事の取り組み方を理解している人としてない人の間には深い溝があり、上手に仕事をこなす方法論として情報が共有されていないような気がします。

できる人 → 当たり前すぎていうほどのことではない

できない人 → 本質を理解せず小手先のテクニックだけで対処する

ぼくはもちろん理解できてない側の人間でした。まだ完璧にこなせているとは言えませんが、それでもこの方法を実践してからは多少マシになっている気はします。

この方法は、1円の投資も難しいテクニックも必要ありません。

実践すれば誰でも身につきます。まずは実践しましょう。いきなり仕事に当てはめなくても

  • 日々の料理
  • 子どもが保育園から帰ってきてから寝かしつけるまでのルーティンワーク

などなど、毎日やらなくてはいけないことを、どうやったら快適に消化できるか考えながら、一つひとつの作業を洗い出して検証していくと、自然と身についたりすると思います。

ではみなさん、一緒に本当の完璧主義者になりましょう!?

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