どうも、カッパです。
フリーランスでプログラミングのお仕事とかしています。最近こういう系統の人がだいたいやってることの一つが「筋トレ」だと思います。
僕もご多分にもれずやっているわけですが、結構続いてなんだかんだ7ヶ月という月日が流れました。
今回は自分の中でおきた変化を書き留めたいと思います。
結論からいうと、
- 気分が落ち込みにくくなった
- 集中力が少しだけ増した?
- プログラミングで粘り強くなった
という、期待していたところが向上してくれたような気がします。
なおサンプル数は1なので、その効果はあくまでも個人の感想です。
「みんなで筋肉体操」の影響で始めた筋トレ
僕が筋トレを開始したのは2018年9月です。鋭い人はもう2018年9月と聞いただけで「ああ、あれの影響か」とお気づきになられたかと思いますが、NHKが2018年8月27〜30日に放送した「みんなで筋肉体操」です。
異色のキャストや構成、ガチさ加減でネットで大きな話題になりました。
僕も最初はただその面白さ目当てでYouTube動画をみていたのですが、ある日突然
自分もやってみたい!
と思うようになりました。
「うつ病は伝染する」とよく言われます。科学的根拠はよくわかりませんが、結構みんなが納得することなのかもしれません。
うつ病のような「負」のオーラが伝播するのなら、その逆もあるのではないでしょうか。なんだか筋トレをやり終えた彼らの姿を見ていたら、そういう気分になったことを覚えています。
その頃、自分の心身の不調をなんとかしたいと悩んでいた
伝染の話は抜きにしても、その頃の僕は
- いろいろあって気分が落ちていた
- 仕事をしていると最後の段階で粘りが出せない
- 体重や体型の変化が気になる
こんな状態でした。
なんで、こういう状態なのか、自分なりに分析してみたところ、体力不足が原因なのではないかと思うに至ったわけです。
まず出演者の武田真治さんが筋トレを始めた理由をネットで知り、興味を持ったので、氏の著書「優雅な肉体が最高の復讐である。」を購入。
心身の不調を肉体改造で克服するあたり、自分にも通じるところがあるんじゃないかと、思い、早速筋トレを始めました。
手本は「みんなで筋肉体操」の動画です。
筋肉体操、楽しい!
まずは「スクワット」から始めました。
人間についてる筋肉のうち、70%は下半身にあるといわれています。つまり、筋トレするならその70%に作用させるのが最も効率がいい。
という知識が一応あったので、スクワットを中心に、気になっていた胸のたるみを解消すべく、腕立て伏せを交えながら行いました。
やり始めると結構楽しく、ついつい4つのメニューを全部やってしまって翌日の筋肉痛に悩まされていました。それも楽しんでいたのですが。
筋トレを7ヶ月続けた結果
それでは筋トレを続けて得られた効果を自分なりに分析してみたいと思います。
メンタルが強くなった
基本的に内向型で落ち込みやすい性格だったのですが、気分が落ち込むことが以前に比べて少なくなった気がします。
また集中力も少しアップした気がします。しかしこれはダメな日はダメなので、気分の問題なのでしょうか。
仕事に粘りが出た
以前だとプログラミングする際に
- もう少し綺麗なコードにしたいけど...
- ロゴを1ピクセル上にあげてバランスよくしたいけど...
のような、気になることがあっても、
「疲れたからまあいっか」
と諦めてしまうことがよくありましたが、筋トレがある程度習慣化してきて3ヶ月くらい経った頃でしょうか、そういう細かい部分も手が動かせるようになりました。
以前に比べると「粘り」みたいなものが出せるようになりました。これは自分のスキルアップにとってもいい変化で、喜んでいます。
もちろん科学的根拠はありませんが。
楽しい「みんなで筋肉体操」も、万能じゃなかった
逆にデメリットというか、期待ハズレだったことも紹介しておきます。
思っていたより見た目の変化がなかった...
7ヶ月たち、それだけ続けたら見た目もかなり変わるのかと思いきや、それほどの変化はおきませんでした。
もちろん、7ヶ月前と比べたらある程度ひきしまった感じはしますが、細くなったとか、マッチョとか、そういう感じではないですし、脂肪もそこまで減った感じではないので、たるんでる感は相変わらず。もちろん良い方向には変わってますがというレベルです。
見た目の変化を求める場合は、もっと食生活とかをしっかり見直したり、プロテインを導入するなりしないと、これ以上は難しいと感じます。
もっと運動できるようになっているかと思いきや、そうでもなかった
現在7ヶ月継続し、最初は後半ほとんどついて行けなかった腕立て伏せも、ヒザを多めについたり、スピードが遅めにせよ、なんとかついていけるようになった。
これくらいできるなら、それなりに運動能力もアップしているのでは? と思い、娘と一緒に遊びに行く公園で懸垂やうんていにチャレンジするわけですが、これが笑えるほどできない。そして普通に次の日、普段使ってないところが筋肉痛になります。
えっ、筋トレの成果は...
と、悲しくなるほど。
鍛えている部位が違うと、こうも極端に筋力に差が出るものなんですね。それはそれで勉強になります。
人間はお金をかけないものは続けられない。筋肉体操は手軽すぎた!?
本気で続けたいならお金を払うべき。
ライザップが効果的なのは内容よりも料金
これもいろんなところでよく言われています。
筋肉体操は本当に手軽に始められます。なにしろコストがほぼゼロ。移動時間もないので、犠牲になるものが本当に少ない。
それは素晴らしいことなのですが、日常で忙しくなったり、気分が優れないなどのちょっとした要因で「今日はいいか」という気分になり、一番最初に削られる行動になってしまいがちです。
これの克服方法はまた別の機会に書こうと思いますが、そういう期間を経て現在はなんとか習慣化できるところまではきていると思います。
本当にメンタルを病んでいる場合はご注意を
「筋トレをするとうつが治る!」みたいな言説を、いろんなところで目にします。ただ、これは鵜呑みにしないほうがいいと思います。
自分でやってみたからこそ分かるのですが、筋トレを結構していても、かなりガチでやらない限り変化は微妙なラインで推移していくもの。特に「藁をもすがる...」ような気持ちで始めると、思っていたよりも少ない効果に落胆してしまうことも十分に考えられます。
そういう場合は、医師の指導のもとで始めた方が良さそうですね。
それでも筋トレはメリットの方が圧倒的に多いです
デメリットもあげてみましたが、やはり筋トレはいいことの方が多いです。
なにか変化がほしいと思っているなら、これほど手軽に始めることができて、しかも圧倒的に良い効果をもたらしてくれるものって、なかなかないと思います。
体力がつけば行動力が増すのは間違いないと思います。まずは手軽なところから始めてみては?
追記 - 筋トレのプラス効果が実証された!?
まずはこの動画をご覧ください。時間がない方でも先に結論を言ってくれるのでぜひ。
人生のほぼ全ての問題を解決する科学的手法 = 筋トレ
来ました。
研究によると「適度な運動」がメンタルや健康にプラス方向に作用するということなのですが、その適度な運動を突き詰めると「筋トレ」がとても効率的であるということになるみたいです。
一応メタ分析で導き出された結論なので、少なくとも僕ひとりの感想よりは信憑性ありますよね?