戦術より戦略。仕事術の本を読んでも仕事ができるようにならない理由【根本を見直す】

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どうも、カッパです。

近頃はメンタル強化に力を入れています。このツイートのように、近頃は歩行瞑想を取り入れ「メンタル強化」と「ストレス低減」をダブルで実践しています。

今回はなぜメンタルを強化しようと思い実行しているのかを解説したいと思います。

結論から言うと「仕事ができない自分」を変えるためなのですが、仕事ができない自分を変えるためになんでメンタル強化が必要なのか。それは

ストレスに強くなる必要がある

と判断したためです。

この「ストレスに強くなろう」と思うまでにさまざまな遠回りをしました。そのことについて詳しく解説します。

物事には「戦略」と「戦術」があるので正しく見極める

なにか物事がうまく行かず、なんとかその状態を改善しようとする場合、その原因を探ってから実行すると思います。

そのとき、原因を「戦術」と「戦略」で分けて考えないと、うまく解決できません。

僕の場合、仕事ができない自分を変えるために

  1. 効率的な仕事術を導入してみる
  2. 集中力を高める方法を研究する
  3. 筋トレをする
  4. メンタル強化をする

という、3つのステップを経て「メンタル強化」が有効でることに気がつきました。

1〜3も決して無駄ではなかったのですが、時間の面で考えるともったいないと感じてしまいます。

この場合1〜3が戦術、4が戦略レベルでの改善策となるのですが、順番に解説します。

仮説1 : 仕事ができないなら仕事術を学んで改善しよう

当時の自分は、どちらかというと目の前にある作業をなんとなく終わらせるだけで、やり方などを深く考えていませんでした。その結果、

  • 先延ばしが多い
  • 納期に遅れがち
  • モチベーションが低い

という、いかにも仕事ができない状態。特に社会人として「納期に遅れるのはいかん」という思いは強くあり、その時手に取った本がこちらです。

内容自体は素晴らしく、徹底した時間管理とはまさにこのこと! と理解しつつ、本を読んでいる最中に常に頭の中に駆け巡っていた感想が

こんなの絶対無理!

でした。本当にこの本に書いてある内容を実践すれば「心に余裕を持った生活が送れ、仕事もできるようになる」ことは間違いなしだということは理解できるんです。できるんですけど...。

この方法を体得して実践している自分がまったく想像できず、挫折しました。その後、この本よりは少し緩めのタスク管理術などを数冊読んでみたものの、改善の兆しは見られず...。

でもここで一つ気づいたことがあります。

「俺って集中力なさすぎじゃね?」

そこで、今度は集中力を高めるにはどうすればいいか、模索することになります。

仮説2 : 仕事ができないのは集中力欠如のせい。ならば集中力を高めよう

僕は集中力にムラがあり、好きなことならいくらでも集中できるタイプでした。

たとえば漫画を読み始めると寝食も忘れて一気読みしてしまうなど、当然、仕事だと発揮されないのが悩み。これはこれでもっと別の原因を探ってみる必要があるのかもしれませんが、それはまた別の機会に。

そんな状態を改善できるかもしれないと思って手にしたのがこの本でした。

このブログではもうおなじみのDaigoさんですが、その後Daigoさんコンテンツに傾倒するようになったのはこの本がきっかけでした。

しかし、この本が僕を変えてくれたのかといえばそうではありません。これも内容の素晴らしは伝わってくるものの、いまいち自分にフィットしない感じがして結局挫折です。

ただ、この本を読んだ時に一つ気づいたことがあります。それは

そんなに厚くもなく、難しくもない本なのに、読み終わるまで時間かかりすぎじゃない?

ということ。

集中力のなさが原因なのは間違いないのですが、本を少し読んではなんだか疲れを感じてすぐに本を閉じている自分がいることに気がつきました。

そこから、

「なんでこんなに疲れてるんだろう? ひょっとして体力なさすぎ?」

と、自分の体力のなさが原因なのではないかと考えるようになり、体力をつけようと決意します。

仮説3 : 仕事ができないのは「体力のなさ」からくる集中力の低下のせい。ならば筋トレだ

集中力が低下しているのは体力不足のせいだと仮説を立てた僕は、例のごとくまずは本を読んで仮説を補強します。

この本を読み、筋力強化が集中力の向上に繋がると確信することができ、筋力トレーニングを開始しました。以前書いた筋トレの記事はこの時のものです。

筋トレはプログラミングにも効果的!? 7ヶ月続けたサンプル1の結果を発表!

[追記あり] フリーランス・副業界隈で常に人気のキーワードである「筋トレ」について。僕も「みんなで筋肉体操」に刺激を受け始め、なんとか継続7ヶ月を迎えることができました。7ヶ月筋トレをやってきてどのような変化が起きたか、レポートします。

続きを見る

これは珍しくちゃんと実践できた例となります。やはり筋トレはすべてを解決するソリューションでした。

筋トレを続けてある程度体力がついて仕事に関しても以前にはなかった「粘り」のようなものが出てきたので、改善効果は認められました。

ただ、改善されたもののその状態をよく分析してみると

増加したHPを消費してるだけじゃない?

強化された分の体力を使っているだけじゃ、いずれまた限界がくるのは明白。

ここでやっと、そもそもなんでこんな状態になったの? という、根本的な原因に目を向けられるようになります。

戦略 : 仕事ができないのは「弱いメンタル」のせい。よし、メンタルを強化するぞ

なぜ仕事ができない状態を克服しようとしたのにいまいち効果が上がらなかったのか。それは、戦略に目を向けていなかったせいだということに、ようやくここで気づきました。

戦術レベルでジタバタあがいてみても、根本的な部分が解決してなければそれらはすべて無駄になってしまいます。そこで、まず自分の状態を客観的に把握することにしました。

自分の状態を把握して気づいたこと

当時の自分をふり返ってみてみると、

  • 段取りが悪く納期が遅れ月
  • 集中力がなくダラダラ長時間労働
  • 長時間労働のため睡眠の質と時間の低下
  • 睡眠不足からくる体力と集中力のさらなる低下

という、負のスパイラルに陥っていることに改めて気がつきました。ええ、気づいてはいたんですが、見て見ぬフリをしていたんですね。

なんで見て見ぬフリをしていたの?

答えは簡単、どうすれば解決できるかわからなかったから!

しかし、再び自分の状態を把握したときに、戦術レベルの試行錯誤がヒントをくれていました。それは、集中力の改善のために読んだ本の中に度々出てきた「瞑想」です。

瞑想を調べてみたら分かったメンタル強化の重要性

瞑想(マインドフルネス)はいろんなところで話題になっていたので、大まかな知識はありましたが、とくに自分で実践しようとは思っていませんでした。

ところが「自分を操る超集中力」でも度々でてくる瞑想がどうしても気になって、瞑想について調べ始めます。

すると瞑想って自分で思っていたより効果があるんだと言うことが分かりました。ここでは瞑想について詳しくは解説しませんが、その効果は

  • ストレスと不安の減少
  • 集中力アップ
  • 短期記憶の向上
  • 睡眠の質が向上

などなど、他にもダイエット効果とかいいことばかりが列挙されていて若干の胡散臭さも当時は感じてはいました。

ですが、それを信じて実践してるDaigoさんがいい感じにニコニコ動画の会員数も伸ばしていたりして、

「これは真似してみる価値ありじゃないか?」

と思うことができ、瞑想を取り入れたメンタル強化策を実践することになりました。

【戦略】仕事ができない自分からの脱却を実践中

そして「メンタル強化」を仕事ができない自分から脱却するための戦略として位置付け、実践する日々を送っています。

瞑想と共にストレス軽減に効果があるとされる

  • 運動
  • 1日30分の読書

も取り入れています。

本当にこれが効果があるのか、効果はどのような形で現れるのか、まだ分かりません。

ですが、物事がうまくいかないことに関して、戦術・戦略で考えられるようになったのは大きな収穫だと思っています。

これは今後の仕事や、ブログ運営にもきっとプラスになると信じています。

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