クリエイティブという言葉をもっと気楽に使って毎日を楽しくしよう! というお話です。
観測範囲が自分の周りなんでそうなってしまうんですが、どうも日本人て「クリエイティブ」という言葉に必要以上に畏敬の念を抱きがちかなって思ったりしてしまうんですが、どうでしょうか。
クリエイティブという言葉から連想されるステレオタイプな職業
クリエイティブな職業と聞かれると、多くの人が
- デザイナー
- コピーライター
- 作家(構成作家や脚本家)
- 音楽家
みたいなところを思い浮かべるんではないでしょうか。
そして、イメージ的には
「無」から何かを生み出す人々
みたいな、いわゆる「神」的な存在。
そういうものを思い浮かべて、おかげで「クリエイティブな仕事」をしているとなると、必要以上に持ち上げたり、期待したり...。
いや、わかりますよ。
しびれるキャッチコピーやデザインやら、感動するアニメや映画や音楽やら、そういうの作れる人には純粋に憧れます。それ自体はとても自然な感情だと思います。
クリエイティブじゃない自分を卑下してしまう人たち
そういう憧れの職業について活躍している人たちを素敵だな〜と思う一方で、地味な仕事をしている自分を卑下してしまう人たちもいます。
「自分はクリエイターじゃないから...」
そんなふうに思って、日々をつまらなく過ごしている人、結構いると思います。
でもそれってすごくもったいない思いこみだと思うんですよね。
たとえば、地味な仕事というやつについて。いろんなデータを集めて、一つの表にまとめるという仕事を任された人がいたとします。
あるとき、いつもまとめているデータを1クリックできるようにマクロを作ったら、作業がとても楽になったとか。
そういう日々のタスクにひと工夫加えただけで、それはもう今までしていた仕事とはまったくべつなものになったんじゃないのかって思います。
それってとってもクリエイティブなことなんじゃないかと。「無」から何かが生まれたくらい価値があるんじゃないかと個人的には思います。細かい変化大好き。
だいたい、「無」からまったく新しい何かが生まれるなんて、それこそ幻想という信仰というか、そういう類のものなんじゃないか。
この世ができて、それがずっと続いて至っている現在、今あるものは全部が何かの続きからできている。そんなふうに思います。
だから、絶えず変化していくのが楽しいって思えると、人生すごく楽になるんじゃないかなーっと思うのですがいかがでしょう...?
イヤイヤ仕事をしていたら自分の中にあるクリエイティビティを発揮できない
お給料をもらうためにだけ、毎日我慢して仕事をしているだけじゃ、なかなかそういう発見はできないと思います。
でも、
- なんか楽できないかな?
- なんかおもしろくできないかな?
なんてことを考えながら過ごしていれば、それはもうだれでも立派なクリエイターと呼んでいい気がします。
そしてそういう考え方になると、変化というものが怖いどころが、楽しいものだって思えて、チャレンジ精神みたいなものが培われていくんじゃないかと思います。
もし現状が不満なら、現状というものにとことん向き合ってみる
よく「現状が不満なら今すぐ環境を変えろ」という意見を耳にします。もちろんそれはそれで正解だし、すぐに逃げ出すべき状況というのも多々あると思います。
でも、変わりたいけど変化するのが怖いとか、そういう理由で身動きできないんだったら、今自分が抱えているものをよく見て、何か変えられないか思い切り考えてみたりするというもの、動き方としてはアリなんじゃないかなって思います。
クリエイティブとは、変わること!